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歯周病認定医が行うインプラント治療
機材の進歩や治療手順の単純化により、インプラント手術自体は数十年前に比べて容易になっており、埋入時におけるトラブルは少なくなったように感じます。
しかしながら、インプラントは埋め込んで終わりではありません。メインテナンスを怠り、インプラント治療で取り付けた人工歯根にプラークや歯石が付着すると、そこからインプラントの歯周病といわれる「インプラント周囲炎」にかかることがあります。
当院では歯周病やメインテナンスの知見を持つ歯周病認定医がインプラント後の状態を経過観察し、治療後のトラブル防止に努めています。
歯科用CTによる診査診断
インプラント治療を開始する前には、インプラントを埋め込む場所を正確に把握するための審査診断が必須です。しかし、レントゲンによって得られる二次元的なデータでは完全とはいえません。
当院では、外科手術をともなうインプラント治療の安全性を高めるために、患部を三次元的に分析できる歯科用CTを導入しています。
歯科用CTを使用し、血管や神経の正確な位置や骨の幅などの詳細な情報を得ることで綿密な治療計画を立てることができます。インプラントの治療精度を向上させ、安全性を高めるために、歯科用CTは欠かせません。
THOMMEN(トーメン)medical社のインプラントを使用しています
25年以上の臨床経験に裏付けられた安心感
当院では、数あるインプラントシステムの中でも、確かな実績を持ったトーメンメディカル社製のインプラントシステムを採用しています。トーメンメディカル社が製造しているSPIシステムは、25年以上という豊富な臨床経験を誇るインプラントシステムで、精密で高品質であることが特徴です。
品質を守るために製造の全工程をスイス本社工場で一貫して対応しており、厳しい品質テストを経た製品だけが歯科医院で使用されています。ヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界各地で高い評価を得ているインプラントシステムです。
SPIシステムのメリット
トーメンメディカル社のSPIシステムの大きな特徴は、インプラントの表面性状が生体との高い親和性を持っていることです。そのため、インプラントを埋め込む顎の骨としっかりと結合し、本物の歯とほとんど変わらないしっかりとした咬み心地が得られます。
また、SPIシステムはパーツを最小限に抑えて埋入から上部構造の装着までをシンプルかつ手軽に行えることも特徴のひとつです。安定性に優れ、使いやすい歯を得ることができます。
インプラントの流れ
- STEP.01
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カウンセリング
インプラント治療の前に、まずは治療についてくわしい説明を行ってインプラントについて知っていただきます。近年ではインプラント治療の知名度も向上してきましたが、まだ具体的な流れやリスクなどは知られていません。
当院では患者さんが選べる治療法についてもご説明し、ご希望に合った治療法を選択していただきます。
- STEP.02
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検査
インプラント治療は外科手術をともなう治療であり、安全を確保するためにも事前に詳細な検査を行う必要があります。術前検査では、歯科用CTを活用して、細部までの三次元的なデータを取得してインプラントを埋入する場所を決めていきます。
- STEP.03
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治療計画立案
歯科用CTを活用した検査結果をもとに、具体的な治療計画を立案します。治療計画に関しては担当医がくわしくご説明しますので、治療に関する疑問点や不安などがありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
- STEP.04
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一次手術
治療計画をもとに、インプラント治療を進めていきます。一次手術では、歯ぐきを切開して顎の骨にインプラントを埋入します。手術にかかる時間は埋入するインプラントの本数によって異なりますが、1~3時間ほどかかります。
- STEP.05
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二次手術
一次手術から3~6ヶ月後、顎の骨とインプラントがしっかり結合したことを確認してから二次手術を開始します。二次手術では、再度歯ぐきを切開してインプラントの頭を出し、人工歯を装着するための接続部(アバットメント)を取り付けます。
- STEP.06
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人工歯の装着
二次手術で取り付けたアバットメントに、セラミックやハイブリッドセラミック、ジルコニアなどで製作した人工歯を装着します。見た目や咬み合わせなどをしっかりと確認しながら調整し、アバットメントに人工歯を装着したら完了です。
- STEP.07
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メインテナンス
人工歯の装着後は1~2週間ごとに確認や調整を繰り返し、問題がなければ定期的にお口の状態を確認するメインテナンスになります。せっかくのインプラントも、適切なケアができていないとインプラント周囲炎などで失ってしまうこともあります。大切な歯を守るためにも、定期検診には通いましょう。
インプラント周囲炎について
人工物であるインプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲に汚れが付着して歯周病菌に感染してしまうと「インプラント周囲炎」という歯周病に似ている病気になってしまうことがあります。インプラント周囲炎が進行すると、せっかくのインプラントが抜け落ちてしまうかもしれません。
インプラントは天然歯と比較し細菌に対する抵抗力が低く、一度インプラント周囲炎にかかるとすぐに炎症や骨吸収が一気に進んでしまいます。また、インプラント周囲炎は顎の骨に直接炎症が届くため、可能な限り早期発見・早期治療が重要です。
料金表
インプラント
インプラント(CT検査込み) | 250,000円(補綴代は別途) |
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